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日本製ではないアクリル塗料を薄めてみる,2017初秋版

本日も模型製作は無しです.一応進んではいるんですが,少々収集が付かないことを始めてしまって,どこから書いてよいものか,まとまりません.キリがいいとこまで進めていないというのも理由の一つかもしれません.

さて,私は,ラッカー系塗料が入手できないという環境のため,アメリカではもっと入手しやすいモデルマスターアクリルという塗料を使用しています.この塗料は,乾燥も早く,被膜も強固になるという利点がありますが,エアブラシを使用する場合には,それがそのまま欠点になり,細吹きはかなり難しい,ノズルがすぐに詰まるなど,なかなか一筋縄にはいきません.さらに,純正の薄め液を使用すると,薄め方が難しく,濃すぎるとノズルがつまる,薄すぎると塗料が流れるなど,当初はエアブラシできないんじゃないかと思うほど,扱いが難しい塗料でした.この状況を何とかしようとして,これまでいろいろな調合を試み,ここでも紹介してきました.

モデルマスターアクリル塗料を薄めてみる
続・モデルマスターアクリル塗料を薄めてみる
続々・モデルマスターアクリル塗料を薄めてみる

ウチのブログでは,最も読まれている記事だったりします.ということは,いろんな方がその取扱いに苦労しているということなんでしょうね.個人的には,前回行き着いたレシピ(モデルマスターアクリル:タミヤアクリルシンナー:リキテックスフローエイド=5 : 2-3 : 1)が,いまだに最強だと思っていました.つい最近完成したガルスくんは,このレシピで塗装しています.実戦に耐えうるいいレシピだと思っています.しかし,問題点もあります.それは,被膜が本来のモデルマスターアクリルのそれに比べて,実感弱くなってしまうというものです.使えないレベルではありませんが,マスキングテープをはがす際は,かなり緊張します.そしてもう一つ.場合によっては,こちらの方が厄介ですが,このレシピでタミヤさんのアクリルカラーを吹くと,いつまでたっても表面がべたつく感じが取れなくなります.ガルスくんは,その最後に,タミヤさんのクリアーを少しだけ吹いたのですが,おかげでいつ触っても,今でもべたべたします.そのうちほこりまみれになりそうで怖いです.

一端最強だと思うと,次の一歩が踏み出せなくなりますが,まだ改良の余地はありそうですから,最強と思っていたレシピができた後も,アンテナを張っていました.ここ数年,次から次に新しい模型用アクリル塗料が販売されています.スペインの老舗Vallejoも新しい薄め液を出していますし,イタリアのLifeColorはその種類の多さから,注目すべき塗料だと思います.その種類は,必要なFSカラーがすべて入手できるのでは?と思えるようなラインナップです.AKインターラクティブやMIGも面白そうな塗料が沢山ありますし,ポーランドのHATAKAというメーカーが出している特色セットも非常に魅力的です.そう,これらはみなアクリルなんです(ウエザリング用のエナメルは別ですが).

海外で模型をする場合,やっぱり,アクリル塗料を使いこなせるようになる意外,道はなさそうです(笑).最近になって,ある記事を目にしました.それは,アクリル塗料なのにかなりの細吹きができるとのこと.詳しく調べてみると,それは,Mission Model Paintというアメリカ(!)のメーカーが出している塗料だとか.さらに調べてみると,そのメーカーの薄め液は,どのメーカーのアクリル塗料も薄められるとか.という訳で,早速,その薄め液を入試してみました.

MMP01.jpg

そして,リターダー的なこれもある方がいいとのこと.

MMP02.jpg

ポリウレタン添加剤?もしかしたら,他メーカーのリターダーも似たような成分なのかもしれませんが,購入してみました.そして,まずは,モデルマスターアクリルで試すことに.

MMP03.jpg

すでに,エアブラシで吹いたものです.一言で言うと,バッチリです.調合は,

モデルマスターアクリル:MMPシンナー:MMPポリウレタン=5:1.5-2:1

前回の最強レシピと遜色ありません.さらに,MMPにはプライマーがあり,それがなかなかいいとのことなので,購入してみました.

MMP04.jpg

ホームページ寄ると,希釈にはMMPシンナーだけを推奨しています.何しろ,MMPシンナーは,hotだそうで,プライマーを確実に吹くためには,それ一択だと.ホームページによれば,希釈は30%ぐらいとのことでしたが,私はもう少し薄い方がいいと思いました.私は,

MMPプライマー:MMPシンナー=5:2

の方がよさそうです.それでも,濃い感じがしますが,吹いてみるとちゃんと吹けるんですね.少し不思議な感じです.吹いたものは,こんな感じになります.

MMP05.jpg

使用したのは,グレーですが,他にも黒,白,オキサレッド,タンなんかもあるようです.他のメーカーでも大丈夫ということならば,もちろん試す価値はあります.今度は,イタリアのLifeColorです.

MMP06.jpg

こちらは,モデルマスターアクリルよりも若干薄めというか粘性が低いようなので,シンナーの量は少し少な目の以下がいいようです.

LifeColor:MMPシンナー:MMPポリウレタン=5:1.5:1

使用した感じはこれ.

MMP07.jpg

機能の記事に書いたように,LifeColorでもエアブラシの洗浄が楽になりましたから,これでもうLifeColorは怖くない.

あっ,そういえば,本家のMMPの塗料を試していませんでしたね.また今度試してみることにします.
ミッションモデルペイント,日本では入手できるかどうか分かりませんが,試す価値は十分にあると思います.
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コメント

水性アクリルの情報量さすがですね。
日本だと、まだ水性アクリルは傍流の塗料なので
新しい情報が少ないんですよね。

ミッションモデルペイントの塗料レポ、楽しみにしています。
自分は水性アクリルはエアブラシでは吹かないのですが、細部の仕上げにはモデルマスターは必須になっています。
薄めて重ね塗りでトーンのコントロールや退色を簡単に表現できる水性アクリルで、しかも塗膜が強固なモデルマスターは大のお気に入りです。

それをMMPが超えるかどうか?気になります。

Re: タイトルなし

gyoさん,こちらもコメありがとうございます.

> 水性アクリルの情報量さすがですね。
> 日本だと、まだ水性アクリルは傍流の塗料なので
> 新しい情報が少ないんですよね。

匂いを除けば,日本では,ラッカー系無双ですからね.わざわざ使用が面倒で,高価な海外アクリル塗料を使う人は少ないでしょうね.Mr.カラーもガイアも,私からは夢の塗料です.最近では,エナメルも頭が痛くなるようになって,敬遠気味です.軟弱者になってしまいました.

> ミッションモデルペイントの塗料レポ、楽しみにしています。
> 自分は水性アクリルはエアブラシでは吹かないのですが、細部の仕上げにはモデルマスターは必須になっています。
> 薄めて重ね塗りでトーンのコントロールや退色を簡単に表現できる水性アクリルで、しかも塗膜が強固なモデルマスターは大のお気に入りです。

モデルマスターアクリルは,筆塗りには最適ですよね.あの皮膜の強さは,普通ではありません.筆塗りという観点だと,MMPは少し濃い(粘性が高い)ようです.エアブラシを主体に開発されているようですから,筆塗りの資料はまだ見ていません.今度,試してみますね.LifeColorは,モデルマスターアクリルよりもさらっとしている感じです.こいつは,被膜は少々脆いですが,一端乾燥するとなかなか取れないんですよ.Fun!COATINGがなければ,エアブラシには入れたくないです(笑).Vallejoのフィルターカラーなんかも,gyoさんの使い方にあってるかもしれませんね.

> それをMMPが超えるかどうか?気になります。

MMPのシンナーかあるいは添加するポリエチレン添加剤のせいかもしれませんが,細吹きにしたとき,タミヤアクリルシンナーのときよりも,粒子感(つぶつぶ感)が少ないようです.表面がなめらかさが違います.今のところ,MMPシンナーは最強です.被膜の強さは同等かな?

日本でもMMPは入手できるみたいですね.問題は,値段か・・・・

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