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メッキ塗装を下地に?

今週は出張のため,通常の製作記はお休みで,本当に久しぶりの”色いろいろ”のネタです.全開は,モデルマスターのアクリル塗料をエアブラシ用にどう薄めるのかを実験してみました.実は,以外にそれをググってこのブログを閲覧されている方が多いようです.タミヤさんのは別にして,水性やアクリル塗料をエアブラシに合うように希釈するのは案外難しく,しかも乾燥も早いため,その調整は一筋縄には行きませんでした.詳しくは,前回の実験の記事を参照してください.

今回の試し塗りという名の実験は,SpatzStixというメーカーの塗料です.日本では,スジボリ堂さんで販売されているようです.塗装後はメッキ仕立てになるミラークロムという塗料が一番有名ですね.

今回は,その前にこれらの塗料を使ってみます.

PaintEx01.jpg

左は,ミラークロムの下地用になるグロスの黒,右はグロスの白です.実は,この塗料メーカーさんは,RCカーのボディーを塗装するために,塗料を販売しているようです.アクリルパイプに試し塗りです.

PaintEx02.jpg

実は,この塗料,アメリカでは貴重なラッカー系,しかもエアブラシ専用で,希釈もエアブラシ用に合わせています.黒の方はちょっと厚めになってしまいました.白の方は,この状態で保留し,黒の方に半分本命のミラークロムを塗装します.

PaintEx03.jpg

これが有名なミラークロムのビンです.中には拡販用に玉が入っています(ステンなのかガラスなのかは分かりません).黒で塗った方に塗ってみました.

PaintEx04.jpg

おったまげました.きれいなメッキ調の塗装ができるじゃありませんか.もちろん,メッキ調にするには,エアブラシの圧を落とし,吹き口を近づけてふんわりと塗装しないといけないようです.一部が砂吹き状態になってしまいました.それでもこの輝き(他のメッキ調塗料を試したことがないので比較はできません).でも,下地は大事ですね.よく見ると,指紋も浮かび上がっています.これが最終処理なら,やり直しですね.

実は,これが今回の目的ではありません.ミラークロムを試してみたかっただけです.ちなみになぜクロムメッキがよく使われているのかご存知ですか?クロムメッキは,他の金属のメッキよりも,かなり皮膜が強く,ハードクロムメッキと呼ばれることがあるほどです.なぜ,ハードなのか?とある条件でメッキをすると,メッキ層のクロムの結晶粒径が非常に微細になるためです.粒径が非常に微細になると,輝きが増し,さらに強度が上がります.

さて,今日の実験の本命です.それは,この塗料.

PaintEx05.jpg

Goldenのアクリル塗料です.この色は,パールホワイト.容器の感じから,察しが付いた方もいらっしゃるかもしれませんが,この塗料はアクリルで,Vallejoの塗料のようにドロっとしたゲル状です.この塗料は,本来模型用というよりも,アクリル絵の具といったほうがいいかもしれません.画材屋で入手しました.希釈には,アクリルなので,イソプロパノールという薬局で購入できる消毒用アルコールを使います.イオン分を取り除いた蒸留水でもいいのですが,相手が紙でなく,プラだと,蒸留水でははじかれてしまいます.

しかし,今回使ったのは,これ.

PaintEx06.jpg

Vallejoのエアブラシシンナー改良版.以前のエアブラシシンナーは,木工用ボンドを希釈したような白濁の液体でしたが,この改良版では無色透明で,塗料への影響はあまりない様子です.シンナーといっても,ラッカー系のような匂いはしません.間違いなく,イソプロパノールべーすです.ただし,Vallejoの塗料と同じく,Goldenの塗料もゲル状なので,希釈は難しいですね.塗料:シンナーが1:3ぐらいで希釈して,エアブラシで吹きました.もっともアクリル系なので,希釈は難しいです.この塗料を先ほど下地塗装をしたパイプに試し塗りしてみました.

PaintEx07.jpg

上が,白ベース,下がクロムメッキベースです.同じパールでも,下地によってずいぶん感じが変わりますね.今回は,ミラークロムを使いましたが,パール塗装をすると,表面はどうしてもざらつきます.そのため,銀もわざわざメッキ調になるものを使う必要はありませんでした.普通の銀塗装で十分です.でも,ミラークロムを使ってみたかったのです.

今回は,模型復帰後,初めてラッカー系の塗料を使ってみました.アクリル系のものよりもエアブラシに向いているのがよく分かります.普通にラッカー系の塗料を使ってみたくなりますね.もっとも,こちらではできない相談ですが(限られた色しか入手できませんからね).

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コメント

こうゆう実験大好きですww

昔モデルガンメーカーが出していた
「Fe」ってスプレー塗料がありまして(今でもあるのかな?)
ソレをプラの上に吹いて「ブルーイング液」をつけると
「染め」が可能でした。

Re: タイトルなし

ハマシさん,いつもコメを残していただき,ありがとうございます.

> こうゆう実験大好きですww

そう言って頂けると,やった甲斐があります.こちらでは,ラッカー系の塗料が一般的ではなく,また日本ではなかなか使われていない塗料しかないため,何をするにもほぼ手探り.せっかく試したので,あまり需要が無くても,自分のための覚書としてログを残すことにしました.でも,このブログでもっとも読まれている記事は,モデルマスターアクリル塗料をエアブラシ用に薄めてみた実験の話だったりします.最近,日本でもエマルジョンという水性アクリル塗料が販売されたようですが,おそらく希釈は簡単ではないんだと思います.なんといってもラッカー系の希釈ノウハウが全く使えませんからね(少なくともモデルマスターアクリルでは).

いくつかネタはあるので,模型に行き詰ったら(笑),書いてみたいと思います.

> 昔モデルガンメーカーが出していた
> 「Fe」ってスプレー塗料がありまして(今でもあるのかな?)
> ソレをプラの上に吹いて「ブルーイング液」をつけると
> 「染め」が可能でした。

ブルーイング液は,最近,シンチュウで製作されたアンテナを着色されていたものですか?プラを染める”染めQ”というスプレー(?)なんかもあるようですよね.日本の塗料などは,オンラインでもなかなか購入できないので,いつもうらやましく思っています(笑).スプレーのサフが,そろそろ切れそうなんですが,購入となると香港経由の船便しか手がありません(涙).

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