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モデルマスターアクリル塗料を薄めてみる

このカテゴリーの記事を書くのは,久しぶりです.いろいろとお試しはやっていたのですが,きちんと記事にできるところまでには至っていませんでした(キットがなかなか完成しないので,なかなか塗装できないでいたためです).しかし,現在製作中のキットで,先に塗装する必要が出てきたため,ついでにいろいろと試してみました.

私が,メインで使っているのは,モデルマスターアクリルという水性(アクリル系)の塗料です.

MMA-thin01.jpg


日本でも入手できます(プラッツさんが輸入販売しています).こちらでは,もっとも一般的な塗料の一つで,模型を取り扱っているホビーショップでは,簡単に入手できます(こちらでは,テスターやモデルマスターが一般的な塗料です.もっとも,両者は,ブランドこそ異なりますが,同じメーカーです).特色は,乾燥がラッカー系張りに早く,塗装後はアクリル系とは思えないほど,強い皮膜になります.

しかし,乾燥が早いというのは,エアブラシがつまりやすいことの裏返し.同じく乾燥が早いラッカー系と異なり,すぐに固まってしまうのです.これは,粘性の差でしょうか?エアブラシを使う場合,メーカー推奨の希釈率は,塗料に対して専用薄め液が30%だそうです.これが専用の薄め液.

MMA-thin02.jpg

アクリル系なので,中身は,イソプロパノール(アイソプロピルアルコール:IPA)に水を加えたものがメインです.水でも希釈できるそうですが,IPAが入っているほうがいいそうです.私は,これまでこの純正の薄め液を使ってきました.30%の希釈では,少し濃い気がするので,だいたい40%を目安に希釈しています.これも,ラッカー系とは大違いですね.あちらは,3倍ですもんね.

純正の薄め液は悪くはないのですが,細吹きしようとして,エアブラシの圧を落としたり,ノズルをしぼると,すぐにエアブラシが詰まってしまいます.細吹きなんてもってのほか.この状況を何とかしたい.もう少し,エアを落として,吹き付けたい.というのが,今回の実験の動機なんですよ.

では,最初の実験.同じ,アクリル系ということで,タミヤさんのアクリル塗料用薄め液を使ってみました.

MMA-thin03.jpg

タミヤさんのアクリル塗料は,こちらでも一般的に入手できます.ちなみに左側にあるのは,アクリル用のリターダーです.これは,なぜかこちらでは入手できないので,eBayで香港経由で購入しました.割高な実験なんですよ(笑).実際,使えます.しかし,希釈率は,50%かそれ以上でした.純正の薄め液に比べ,粘性が結構残っている感じ.もちろん,タミヤさんの薄め液は,アクリル用なので,IPAベースです.使えるけど,何かちょっとやりにくいとう結論です.

では,次の実験.薄め液に,ガイアさんのエアブラシマスターという,ラッカー系用の薄め液にリターダーがくわえられたものです(ちなみに,購入は,香港経由).

MMA-thin04.jpg

これも,使えなくはありません.しかし,タミヤさんの薄め液のように,粘性が強いままです.乾燥は,リターダー入りということで少し遅くなった分,エアブラシのつまりが少なくなった感じがします.しかし,この慣れない粘性のせいで,使い勝手はいまひとつ.コレジャナイって感じですね.

そこで,原点回帰.純正の薄め液とタミヤさんのリターダーの組み合わせです(ちなみに,モデルマスターアクリル塗料には,リターダーはありません).

MMA-thin05.jpg

薄めた後のサラサラ感は,今までどおり.慣れのせいもあるのでしょうが,こちらの方がいい感じです.問題は,ノズルの詰まり.今回は,専用薄め液が30%,リターダーが10%として,塗料を薄めてみました.

ビックリです!ある程度までですが,コンプレッサーを減圧しても,ノズルが詰まりません.長い間,ノズルを狭めると,さすがに少し詰まりますが,それでも,純正の薄め液だけの場合と比較して,相当の改善されていることが分かりました.あくまでも,個人の体感のレベルでですが.次回からは,この組み合わせでやっていけそうです.

ちなみに,リターダーは,タミヤさんのものだけではありません.模型用というよりは,エアブラシによるペインティングに使われるメーカーさんのアクリル塗料用リターダーも試してみました.

MMA-thin06.jpg

乾燥は遅くなるのですが,塗装表面がかぶったようになってしまいます.モデルマスターアクリルには,不向きなリターダーです.ちなみに,これは模型屋ではなく,画材屋で購入しました.

結論が出ただけでよかったです.純正の薄め液に(30%),タミヤさんのリターダー(10%),これが現時点ではベストな組み合わせです.

せっかくなので,もう少し.

乾燥が早いので,ノズルが詰まりやすい.ということは,エアブラシのクリーニングも,大変です.アセトンが入っているツールクリナー系を使うと,気にする必要はナイのですが,ラッカー系やアセトン等は,できれば使いたくはありません.ちなみに,純正のエアブラシクリーナーです.

MMA-thin07.jpg

悪くはナイのですが,カップの内側などに乾燥してしまった塗料を取り除くのは,至難の業.手が届きにくい内側は,洗浄できないと思います.

もう少し強力なのが,こちら.

MMA-thin08.jpg

Vallejo(バジェホですよ,ファレフォではありませんからね!)の塗料用のツールクリーナーです.これまでは,こちらをメインで使ってきました.問題なのは,入手が少々困難なこと.

ブラシクリーナーということで,こんなものも.

MMA-thin09.jpg

イワタさんのエアブラシクリーナーです.これは,正直言うと,ただ泡が出るだけで,全く使えませんでした.水性の絵の具であれば,問題ないと思いますが.

最後に,画材屋でこんなものを見つけました.

MMA-thin10.jpg

ウィンザー・ニュートンのブラシクリーナーです.これは,筆についた塗料を落とすためのものです.しかし,これがかなり使えました.乾燥していた塗料も簡単に落ちてくれます.洗浄はこれがベストですね.

あぁ,結論があってよかった!
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