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兵どもが夢の跡(後編)

昨日の記事の後編です.金曜日にPIMAの航空機博物館に来たついでに,そのオプションツアーであるBoneyardsと呼ばれる飛行機の墓場を訪れました.昨日は,そのBoneyardsでも,バスツアー用に展示されていた機体(ちゃんと展示に耐えうるよう整備されているもの)をご紹介しましたが,今日はBoneyardsの真骨頂をまとめてみます.ガラクタスキーには,もってこいですね(笑).

まずはこちら.

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このコンテナ,何だと思いますか?バスのガイドは,退役された元空軍の方だったのですが(おじいさんです),その方の説明なしにはこれが何か分かりませんでした.なんとこれは,ジェットエンジンだそうです.よく見ると,シリアルナンバーが書き込まれていました.

そして,バスは走ります.

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えっ?この機体は....

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F-16じゃないですか!まだまだあります.

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よく見ると,複座の機体も混ざっています.これがみんなガラクタ.1機ぐらい,分けてもらえないでしょうか?私,F-16が大好きなんです.と思っていたら,こんな情景が.

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このシリは!

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F-16だ!しかも,モスボール化されてない!そう,ここは,

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ハンガーです.うぉお~,生F-16ですよ.そのうち,F-16は,マジで作ってみたいですね,あくまでも模型ですよ.

さらに墓場は続きます.

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正面の機体は,F-111.その横には,F-100の胴体が転がっています.センチュリーシリーズの最初と最後(F-117をセンチュリーに入れるかどうか微妙ですよね,F-111もそこに入れていいのかどうか)の機体のツーショット.

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またも,コルセアIIです.

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またF-16.複座なのでB型でしょうか.

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次は,タロンがいっぱい.

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F-16と同様の塗装が施されたファントムです.

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今度は,B-1Bがいっぱい.

その隣には,

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F-18.そして,

AMARG47.jpg AMARG48.jpg

A-10が並んでいます.

次です.

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何も機体が写っていないじゃないかと言われそうですね.でも,白いテントのようなものが点在しているのが分かりますか?これは,B-2の部品だそうです.B-2は,21機製造されたとても高価な爆撃機.機体と同じ重さの金よりも高価だとか.そのうちの1機は,事故で失われたのですが,予算さえ下りれば,損失分の1機をレストアできるそうです.この白いテントの中には,そのパーツが保存されているそうですよ.ガイドのおじいちゃんも,ここのガイドをするようになって初めて知ったとか.こんな情報,一般的ではありませんよね(笑).

こんな機体もありました.

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このF-16は!エドワーズ空軍基地で,実験機の追尾をしていたいわゆるチェイス機と呼ばれる特別な塗装のもの.任務後は,ここで静かにしていたのですね.

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ハリアーもいました.

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またもコルセアIIです.

そして,ジャンクも.

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ここは,空軍基地なので,飛行機が普通に飛んでいます.これ,分かりますか?

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動いている機体を高倍率で撮影するのは,難しいですね.もう少し.

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特徴的な形状なので,すぐわかりますよね.A-10です.そして,

AMARG59.jpg AMARG60.jpg

F-15です.着陸していました.

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生の機体,やっぱりうるさいです.毎日がこんな状態なら,きっと耐えられませんよね.

以上,2日に渡り,飛行機墓場についてまとめてみました.飛行機スキーなら,訪れる価値は十分にあります.このオプションツアーは,平日のみだそうですので,参加する際にはお気を付けください.このオプションツアーの代金は,$7,5です.映画よりも安いですよ.アリゾナに来ることがあれば,訪問先の一つに加える価値はあると思います.必見です.



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兵どもが夢の跡(前編)

先週の記事に終わりに述べたように,今週末は出張の真っただ中.毎年,年明け最初の週末は,移動で,第2週の頭から,出張先でお仕事です.数えてみると,こういう年明けをもう9年も続けています.この出張は,結構過酷で,いきなりジャンプスタートをしないといけないほどで,緩やかなスタートとは程遠い年明けです.来年は10年になるかと思うと,感慨も一塩.

例年であれば,金曜日には帰路に着くのですが,今年はこの後にさらに遠征することになっていますので,今日までは最初の出張先で,移動は明日です.過酷だし荷物になるので,模型関係のアイテムは持参していません.

では,今日の記事は何か.実は,こちらに余計に滞在することになっていたので,前からどうしても行ってみたいと思っていた場所についに行くことができました.実際に行ったのは昨日で,今日は朝からホテルで缶詰めで,仕事をしていました.一段落着いたので,近くのスタバでコーヒーの飲みながらこの記事を書いています.

レンタカーを借り,移動すること2時間弱.到着したのは,アリゾナ州ツーソンの南にあるこの場所です.

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PIMA航空宇宙博物館です.アメリカでもそのコレクションが多い有名な博物館.飛行機スキーには,垂涎ものの機体が数多く展示されています.

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まぁ,それはおいおい紹介させていただくとして,今日はここで追加できるオプションツアーの内容を今日と明日の2日に分けて紹介させていただきます.90分のオプションツアーがなんと7.5ドル.価値を知っている人には,超格安.しかも,土日はやっていないということを,バスに乗り込んで初めて知りました.もし,今日行っていたら,このツアーには参加できなかったということですね.まだ,ツキが残っているようです.しかも,バスに乗り込んだのは,私が最後.空いているシートは,右側1列だけでした.でも,それはとてもラッキーでした.もし,このツアーに参加することがあれば,迷わず右側を選んでくださいね.お楽しみ度が200倍違います.

さて,バスに揺られること3分.何やら見えてきました.

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フェンスの向こうに何か見えますよね.もう,テンションマックスです.そして入口に到着.

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ここはDavis-Monthan空軍基地.バスツアーに参加するためには,IDを提示しないといけなかったのですが,基地の中に入るのであればそれは当然ですね.日本から参加する場合には,パスポートが必要になります.私はペンシルバニア州の免許書で大丈夫でしたが(笑).なお,ここからの写真は,すべてバスの中からの写真です.アフリカンサファリ状態で撮影したものなので,フォーカスがずれたり,ブレまくりですがご容赦ください.

さて,基地の中に入ってしばらくすると,先ほど,外から見えた場所の近くに到着しました.

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とてもアリゾナっぽい雰囲気ですよね.でも,今年は雨ばかり.この日も雨は降るは寒いはで,全くアリゾナっぽくありません.先ほども書きましたが,初めてアリゾナの冬を体験した9年前に1度だけ雨が降ったことしか記憶がありません.今週は月曜からずっと雨.私がいる東海岸は,暖冬ですが,エルニーニョの影響で,アリゾナは寒く,雨が多いそうです.異常気象ですね.

さて,目的の場所に近づいてきました.

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ここは,309th Aerospace Maintenance and Regeneration Group (AMARG),あるいばBoneyards(がらくた置き場)です.言ってみれば,飛行機の墓場.その役割を終えたかつての機体が静かに眠る場所です.かつての機体とっても,現役に近いものも数多く埋葬されていました.

さて,ここから先は,ほぼシルエットクイズです.皆さんはどれぐらい分かりますか?まずは,これから.

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この人,まだ現役です.しかし,レドームやいろいろなパーツはすでに持ち去られた後.B-1Bです.始めて見ました.こんな現役の機体でも,耐用年数を超えるとここに運ばれるのですね.B-1Bは,これ以外にも結構見かけました.以外にも古い機体なのですね.エリア88にも出てきますから,当然か.

次です.

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これは,似たような機体があるので,分かりにくいですよね.F-5と答えたあなた,惜しい.T-38タロンです.

次.

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これは,分かりますよね.でも,F-15と答えたあなた,部分点しかあげません.F-15Eストライクイーグルが正解です.これも,比較的新しい機体ですよね.でも,ここにいますよ.ガンシップグレー1色の機体は,精悍ですよね.

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こちらも有名機.でもF-4ではだめ.F-4Cって答えられましたか?私は,迷いました(笑).E型だと思いましたから.

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これもムズイ.A-7コルセアIIです.ロービジなので,海軍機ですね.これは,形式までは分かりません,私には.

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またしても,F-15.これは,初期のA型です.前の写真と比べてみると,違い,分かりますか?E型は複座でコンフォーマルタンクが付いていますが,この人は単座です.

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A-6イントルーダーですね.空軍基地ですが,海軍機も結構見かけました.

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トムさんです.

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A-$スカイホークですが,こちらは,背中のこぶ(ドーサルスパイン),複座,ロービジから考えると,OA-4Mでしょうね.

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そして,またトムさんです.たぶん,どちらのトムさんもA型だと思います.エキゾーストを見ないと分かりませんが.

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そして,ついに来ました.一番好きな機体.F-16です.この写真からだけでは,判断が難しいですが,初期のA型のようです.ただし,キャノピーの前に,アンテナが付いてるんですよね,自衛隊のF-2のように.ちょっと判断できません.もしかしたら,C型かもしれないです.大好きな機体だけに,判断できないのは少し悔しいですね(笑).

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先ほどのA-7っぽいですよね.でも,これはF-8クルーセイダーです.コクピットの左側面(見えている側です)に張り出しが無いので,AかC型でしょうか?

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ついに来ました.A-10です.でもこれ,A-10Cだそうです.A型ではなく.

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カバーがかけられているので難しいですが,F/A-18ですね.A型かC型か?そこまでは分かりません.

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これも初めて目にしました.センチュリーシリーズの1翼.複座のようなので,F-101Bブードーですね.

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その隣には,先ほどと同じくC型のファントムII.そして,その隣には,

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雷帝こと,F-105サンダーチーフ.複座で,胴体下部に,ポッドが付いているので,G型ですね.

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先ほどと同じくイントルーダーと思ったあなた,惜しい.その電子戦バージョンのEA-6プラウラーです.

本日の最後は,この人.

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またも複座のスカイホークです.アグレッサーの塗装です.これは,練習機バージョンのTA-4.

さて,皆さんはどのぐらい分かりましたか?モスボール化されているため,中に詰めた窒素が漏れないようにシールされていますから,白いカバーでおおわれている機体が多いですね.

明日は,後半です.

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