昨日までで,5色の大規模塗装が終わりました.それらは,裏面パネル用のガンシップグレー,関節用のパンツァーグレー,武装用のガンメタル,セラのメインカラーである白,そしてセラヴィーIIのメインカラーの黒緑色でした.
でも,ここまでの塗装は,いわば序の口.なんといっても単色ですから,何も考えずに吹きつければいいわけです.ここまでで,すべてのパーツには何らかの色が着いている状態になりました.今回からは,その上から,別の色を加えていきます.部分塗装ですから,マスキングは必至.実はあまり好きな作業とは言えません.が,00系の機体は,部分塗装箇所がただでさえ多く,いろいろと自作パーツを追加した今回の状態では,さらにひどいことになっています.一パーツに4色あるいは5色というものもあるみたい(まだ,状況を整理しきれていません).実は,7割強のパーツに,部分塗装が必要になりそうです.
部分塗装,アプローチとしては,マスキングでしのぐか,エナメル系で塗装してふき取るかのどちらかですが(部分塗装をしないという漢の選択肢もありますが>笑),スミ入れが必要になる部分にはエナメル系はかえって面倒になるので(トップコートが必要になる),できればマスキングでしのぎたい.
まぁ,あれこれ考えても仕方がないので,手を動かしましょう.今回の作業では,ほぼマスキングによる部分塗装を行ったものです.まずは,大腿部の内側.

関節用のパンツァーグレーです.通常なら,必要がない部分かもしれませんが,変形するMSでは,どこでチラ見するか分かりませんので,塗っておきました.でも,こんなマスキングなんて楽勝の域です.
同じく関節系で,ツメの一部です.

非常に微妙な部分ですね(汗).印をつけていないと分かりません.でも,きっとその効果はあるはず(と思いたい).腰部,サイドアーマーの裏側です.

ここにも関節があるので,塗装しておきました.リアアーマーです.

稼働するようにしたので,その関節部を塗装しました.
次は,ガンシップグレーで,パネル系を塗装しました.腰の基部パーツから.

腰の部分で,二つ折りしないMSならば(いや,このセラヴィーやセラ系以外ならばというべきか),絶対に見えない部位ですね.1色では単調だったので,中央部を塗装しました.このパーツ,オリジナルのパーツから切り出していますが,内部に磁石を入れたりと,見えない部分でたくさん作業をしています.
こちらも,二つ折りにしなければ見えない部分.

内部パネルっぽく,着色です.セラの中身も同様に塗装しました.

内部なのにスカスカなんですが(汗),くみ上げると少しは派手になると思います.ここは,個人的にもどうなるのか楽しみな場所です.
GNバズーカ-,最後の部分塗装は,センサーカバーです.

両側と後端の一部を部分塗装しました.ここは,エナメルふき取りで塗装しています(あまりに小さくて,マスクする気にならなかったので).これで,ようやく裏面にパネルを貼れます.

サンショウウオの頭のようなプラ板1枚ですが,下にちょっとだけディテを加えたので,立体的な何かになりました.問題は,この部分,くみ上げると全く見えなくなることです(爆).
セラヴィーIIの背板です.

一部を関節色で塗り,さらにパネル色を追加しました.

地味ですが,ここにはもう1色,ニュートラルグレーも加えています.でも,きっと分かりませんね.
お次は,腰後部です.マスキングして,関節色.

さらにマスクを変更し,ブラッククロムです.

ロール軸のベアリングっぽくなったでしょうか?しかし,つや消しの上から,シャイン系のメタリック塗装は大変ですね.一度,グロスブラックの下地を塗装し,ブラッククロムを重ねた後に,アクリル系のクリアーでコートしないといけませんから.きらりと光る一部があればよしとしましょう.
ついでに,もう一パーツ同じように塗装しておきました.

股関節に使います.作業したのは,2年前ですから,その存在をすっかり忘れていました.
今日は,ここまでです.部分塗装は,まだまだ続きます.