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Author:やすりがけ
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タガネケースの製作

完成記事も半ばなのですが,今週末は撮影できなかったので,別の内容で記事を書きます.本来なら,夏には取り掛かれる準備ができていたのですが,余力はすべてガンキャノンの製作に回していたので,やらずじまいでした.走り出したら止まらないようです(汗).

それは,夏前にn兄さんのツイッターで見たタガネケース.オリジナルの記事はこちらからたどれます.実際の記事は,昨年のようですね.まっ,私が見たのは夏前ということで.で,この記事に書かれているタガネケースを作ってみました.現在は,バラでzipロックの袋にまとめて入れていただけなので,探すのに時間がかかっていました.これで,無駄が省けるでしょうか.

まずは,1㎜厚のプラ板を57.5x91.5 ㎜2に切り出します.

Tanane-case1.jpg

そして,日本の100均で買える名刺ケースを準備します.個人的には,これが一番ハードルが高いのですが(日本の100均は,世界一いぃぃぃぃ).

切り出したサイズのプラ板は,バッチリ収納できます.

Tanane-case2.jpg

ちなみに,この名刺ケースは,セリアで購入しました.もちろん,100円です.

次に,エバグリの角棒,3.2x2 ㎜2を準備し,8㎜の長さに切り出します.

Tanane-case3.jpg

ケチれば7.5㎜でも可能です.大盤振る舞いなら,プラ板と同じ91.5㎜でも大丈夫.これを,先ほどのプラ板に,45㎜間隔で接着します.

Tanane-case4.jpg

要はデカいシイタケディテールですね.性格に45㎜が望ましいので,私は治具を作りました.

Tanane-case5.jpg

治具のでっぱりの部分がちょうど45㎜です.でっぱりの厚みは1㎜なので,3.2㎜の高さの底には届きませんから,流し込み接着剤を使っても,治具が接着されることはありません.シイタケを作った経験がある方だと,この感覚はお分かりかと.

次に,3.2㎜幅のプラ棒を,21㎜の長さに切断し,一つの角を45度のC面を入れて,先ほどのフィンに貼り付けます.

Tanane-case6.jpg

この時,入れる予定のタガネの刃幅によって,用いるプラ棒の幅が異なります.0.7㎜のタガネまでは,1.5㎜幅で大丈夫でしたが,それ以上になると,1㎜幅,0.5㎜幅に偏向が必要です.また,45度も,だいたいで大丈夫です.これが,タガネの首位置になるため,刃が底に着くのを防いでくれます.

また,落下防止用に,上側にも1mm厚のプラ棒を接着しています.ケースに入れてみます.

Tanane-case7.jpg

いい感じ!タガネを入れてみます.

Tanane-case8.jpg

バッチリです.刃先はこんな感じです.

Tanane-case9.jpg

これで,整理整頓できますかね?ちなみに,3ケース分で,経費は約1000円でした.エバグリのプラ棒が一番高いです.
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Fun! COATING

先週末は,余力があれば更新をと考えていましたが,結局サボってしまいました.仕事の方で,結構追い詰められていて,週末はキーボードとモニターしか見ていない生活でした.その締め切り日に出張が入るというダメ押しもあり,余力どころではありませんでした.本日は,それも何とか終わり,ちょっと軽めの内容にしたいと思います.

という訳で,今日はちょっとしたもののレビューです.それは,前回日本に行った際,大阪のホビーランドさんで進めてもらったFun!COATINGというもの.

ArtFun01.jpg

名前からは判断しかねますが,ちゃんとした日本製です.詳細は,こちらのウェブサイトをご覧になる方が確実ですが,金属表面にナノオーダー被膜を形成し,コーティングするというもの.要は,エアブラシのニードルや容器に塗布すると,塗料のこびりつきが軽減されるそうです.

私が普段使用しているのは,モデルマスターアクリルというアクリル系の塗料で,タミヤさんのアクリル塗料と比べると,乾燥が早く,比較的強い塗装面ができますが,その反面,換装してしまうとなかなか取れにくい性質を持っています.ラッカー系の塗料が使える環境では,あまり意味がない塗料なのかもしれませんが,そもそもラッカー系の塗料を入手しにくい私の場合,苦労せずエアブラシを洗浄できるに越したことはありません.

そこで,このコーティング剤です.使い方は簡単.少量を綿棒やティッシュに付け,はじきたい(塗料が付く)金属部に塗って乾かすだけです.加熱した状態で乾燥するのがベストだそうですが,室温でも1日も待てば十分だとか.

エアブラシのニードルと塗料カップに塗布して,待つこと1日.エアブラシを使って塗装してみました.塗装自体は全く問題ありません.そして,洗浄です.この画像を見てください.

ArtFun02.jpg

カップの内側で溶剤がはじいているのが分かりますか?塗料が乾燥しても,溶剤を入れ,筆でこすれば,強固なアクリルが取れるようになりました.モデルマスターアクリルは全く問題ありませんでした.

そこで,最近入手したイタリアのライフカラーで試してみました.以前,一度使ったんですが,こやつはカップの中で乾燥すると,本当に洗浄が大変です.しかし,このコーティングのおかげで,剥がれるんですよ,簡単に.ただし,乾燥してしまうと溶剤に溶けにくいのは変わらないので,小さなフレーク状になりますから,ちゃんと洗浄しないといけませんが.

少々お高いのが欠点ですが(一ビン,1800円ぐらい),海外製のアクリル塗料を使っている人には必須のアイテムだと思います.めったにしませんが,おすすめ度100%です.

プラ板を切る その4 円

昨日から出張しているので,先週も書きましたが,今週の製作記はお休みです.というか,先週は,その出張準備でてんてこ舞いで,久しぶりに生き地獄を味わっていました.しかも,今回の出張は車.7時間の運転でした.

出張の準備も大変でしたが,出張中はもっと大変で,木曜日までは相当神経をすり減らすことになりそうです.

さて,製作記はお休みですが,先日の製作記の際にようやくできるようになったことを簡単にまとめておきます.久々のプラ版を切るです.今回は(というか,今回が最後でしょうが),第4弾として,円形に切る作業を書きます.実はこのネタ,去年から温めていました.が,うまくいかないんですよね.前回初めて,うまくいったので,それに至る工夫と,その時にわかった感触を書きます.ヒントは,岬さんのすくすくスクラッチです.

まずは,こんなものを準備します.

CircleCut01.jpg

これは,塩とか醤油とかを乗せておくターンテーブル(オレンジの方)に,カッティングマットを切り出して,両面テープで固定したものです.どちらも日本の百均ショップで購入できますから,費用は200円と消費税ですね.日本の百均は本当に素晴らしい.こちらにも,ダラーストア(1ドルショップ)はあるのですが,次元が違います.

このカッティングマットの中心付近に,両面テープでプラ版を固定します.

CircleCut02.jpg

そして,サークルカッターを中心に合わせて,

CircleCut03.jpg

回転がサークルカッターの背でケガく向き(刃とは反対の向き)になるように,ターンテーブルを回します.

何度かやってみて,うまくいかなかったのですが,それは,力が入りすぎていたために,固定しているコンパスの部分がひずみ,円の直径が変わってしまうからでした.そう,力を抜いて,ケガクように回転します.すると,

CircleCut04.jpg

円が抜けます.

CircleCut05.jpg

固定用の両面テープを外すと,

CircleCut06.jpg

円がきれいに抜けます.ちなみにこのプラ版は1㎜厚のもの.1.5㎜程度であれば,同じ要領でできるはずです.大事なことは,力を抜くことでしょうか.ターンテーブルは岬さんのアイデアです.軸がぶれにくいので,力さえ抜けば,うまくいきます.こちらでは,オルファのサークルカッターの替え刃を入手するのが難しいため,前回の日本出張の際に大量購入しておきました.しばらくは戦えそうです(笑).

やすりハイブリット改

今週末は,とんでもなく忙しいです,本業の方が.

今日は,一歩も外に出ていません.ずっと引きこもって,PCの画面とにらめっこ.ひたすらデータ処理をしていました.間違いなく,明日も同じ状態でしょう(涙).あぁ,模型がしたい(切実).来週は来週で,出張が入っているため,模型は無しです.というか,今年の夏は,休みが取れないことが確定しました(涙).身から出たこととはいえ,少ししんどいです.4日,いや3日でいいんだ,まとまった休みをくれ~.

さて,そういう状況ですが,今日の製作記はお休みです(今日の記事分ぐらいは書けるんですけどね).それは,昨日,いただいたコメントで,どうしても確認してみたくなって,やってみました.今日はそのことを記事にいたします.

現在,やすりがけをする際には(ブログ名通り,それがほぼメインですが>笑),金属やすりが使えそうな場所であれば,まずは金属やすりから,そうでなければ,220番あるいは320番の紙やすりかスパーアシレックスベースのやすり(マジックやすりのことです)を使っています.

金属やすりが終われば,番手の高いスーパーアシレックスを使い,最終仕上げもスパーアシレックスの1200番(オレンジ)です.そう,作業の大半である(自分の場合)やすりがけの約7割にスーパーアシレックスを使っています.このスーパーアシレックスは,布製で,背面には薄めのベロクロが付いているため,それを利用してあて木に固定しています.その際には,入手できうる最も薄いベロクロのテープを使っています.

詳しくは,3年前のこちらの記事をご覧ください.昨日,いただいたコメントは,その記事にでした.

水抜き剤を使うと,スーパーアシレックスの背面の布を剥離することができるとのことです.正直,コメントを読んだ際には,半信半疑でした(せっかくコメントをいただいたのに,すみません).それは,スーパーアシレックスも布製,背面も布ベースなので,一体だと思っていたのでした.

という訳で,実験です.残念ながら,こちらでは,車の水抜き剤というものを見たことがありません.しかし,その成分はほとんどIPA(アイソプロパノール,イソプロピルアルコールとも呼ばれます)のはず.これは,アクリル系塗料の溶剤の主成分でもあります.ものもっといいものがあります.それがこれ.

Files2-1.jpg

そのものずばりのIPA.塗料皿のふき取り等に使うため購入していました(アクリル溶剤は高いですからね).ちなみに,これは純度91%.75%のものもあります.それでも,模型塗装用の溶剤は,この1/4の容量で,コイツの3-4倍の値段がします.残念ながら,コイツは,少なくともモデルマスターアクリル塗料の溶剤には使えませんでした.薄めることはもちろんできるのですが,どうしても塗料がダマになってしまうようで,向きません.

まぁ,値段はこの際どうでもいいですね(笑).このIPAを容器に入れ,すでに切り出しているスーパーアシレックスを漬けてみました.

Files2-2.jpg

ちなみに,この容器は,こちらのダラーストアー(百均です)で購入したもの.待つこと3分.取り出してみて,背面の白い布を引っ張ってみました.

Files2-3.jpg

えっ!ベロっと剥がれるじゃないですか!昨日コメントを書き込んでくださった方,信じなくてすみません.そして,有益な情報,ありがとうございました.でも,これだけではないんです.少し乾燥させると,やすり側(色が着いている方)の裏面に塗布されていたノリ成分も復活し,なんとそのままあて木に固定できるのです.

Files2-4.jpg

そうなんですよ,あて木に両面テープもベロクロも必要ありません.もっとも理想的なあて木直付けが可能です.

調子に乗ってみました.

Files2-5.jpg

普段使っているすべての番手です.さらに,やすり側の背面にのりが付いていることから,幾度か試みては失敗していたあれも試してみました.

Files2-6.jpg

ハーフサイズも問題なく,固定できます.あて木はどちらのサイズもHIQパーツさんのものです.ようやくハーフサイズのものもまともに使えそうです.

さらに調子に乗ってみました.

Files2-7.jpg

これは,塗装で失敗したときに使っているスーパーバフレクックの緑と黒です.それぞれ,2000番と3000番相当です.その下は,ちょっと腰がある厚手の両面テープです.塗装面をなでる感覚で研ぐためのものなので,硬いあて木は向きません.スーパーバフレッスクを貼り付けている面は,簡単にはがせるタイプの弱粘着のものなので,これまでの布のままだとすぐに剥がれてしまい,使い心地は今一つでした.が,ばっちり固定できます.また,ちゃんとはがせます.

こういう消耗品は,頻繁に交換するため(スーパーアシレックスは耐久性がいいので,その頻度が通常の紙やすりよりは低くて助かりますが),できるだけ簡単かつ余計なものがない方がいいに決まっています.

IPAに浸すという作業は必要になりますが,あて木に直接固定できるというのは非常に効率がいいと思います.ただし,背面の布を外すと,やすり面は非常に薄いので,あて木に固定する際には,気泡が入らないように気を付ける必要があります.気泡が入ると,そこが破れやすくなるだけでなく,研磨中に面に余計な傷が入ります.後,IPAに漬け込むので,やすり自体が湿ってしまいます.その状態で研磨すると,どうしてもやすりが破れやすくなるようです.そのため,あて木に固定したら,一晩ぐらい置いて,ちゃんと乾燥させた方がいいようです.あぁ,私自身は,通常,やすりがけをする際には乾式研磨をしています.だって,湿式(水研ぎ)は面倒ですからね.

非常に有用な情報,ありがとうございます.

プラ板を切る その3 相似ツメ

本来なら,今日は,ラファエルガンダムの最終回の予定でした.でも,最終形態の組み上げが想定以上に難しく,撮影どころか最終形態に至っていません.最終形態には,スタティックなモードとアクティブな砲撃モードの2種類があるのですが,干渉だらけに加え,合体時の強度が不十分で,いろいろな支えが必要であることが分かりました.という訳で,ラファエルの最終回はもう少しだけ時間をください.

だからと言って何もないのは寂しいので,ホンのちょっとだけお見せしますね.最終形態砲撃モードの一部です.
真正面からです.

sv2-2020.jpg

セラヴィーIIの変形です.砲撃モードですから,全砲門を前方方向に展開した状態です.初めてGNクローを広げて,内部にあるキャノンをお見せすることができました.ツメの内側には,この砲門が内蔵されています.ほぼ設定通りの仕様にすることができました.正面からでは分かりにくいので,上からの俯瞰です.

sv2-2021.jpg

双尾のサソリかつぶれたガンキャノンみたいですね.これだけでも,GNドライブ3基による4門の発射となるので,威力は相当なものだと思います.

ガワラアングルではこんな感じ.

sv2-2022.jpg

これだけでも,ずいぶんと中二病っぽいですね(爆).最終形態は,もっと中二病系です.
変形して遊ぶために製作したわけではありませんが,変形・合体の機能を持つMSは,完成した後のプレイバリューは高いですね.

これ以上は,写真を撮影できなかったので,出張から戻った後の7月になります.引っ張るようで非常に申し訳ないのですが,今しばらく猶予をください.私も,早く終わらせたいんですよ,正直なところ.

さて,本日の本題です.

久しぶりに道具紹介のお話をさせていただきます.今回も,プラ板を切るためのツールです.3回目ですね.と言っても,私のアイデアではなく,岬さんの教科書を参考にツールを自作しました.今回は,端ツメのためのツールです.岬さんの本では,相似形に切るためのツールとして紹介されています.これは,端を1㎜切るときなどに威力を発揮します.

まずは,近所の金物屋で購入した真鍮板.

PlaCutc-1.jpg

使いやすい長さに切ります.ここでは4㎝.こちらは,インチの世界なので,幅は6.3㎜と半端なもの.厚みは,0.75㎜です.0.5㎜から1㎜の厚さが使いやすいと思います.

次に,0.5㎜と1㎜の厚さで,6.3㎜の幅のプラ板(もちろんエバグリですよ,6.3㎜なんてインチの世界のサイズですからね)を3.5㎜の長さに切り出します.

PlaCutc-2.jpg

最初に準備した真鍮板の幅と同じ幅のプラ板を使うのがミソです.腕があれば,ご自分で切り出しても何の問題もありません.私は,腕がないので,両社で同じ幅のものを選んだだけです.

次に,1㎜厚のプラ板の方に真鍮板と同じ厚みのプラ板を貼り付けます.この貼り付けるプラ板の幅は,端ツメするサイズです.
PlaCutc-3.jpg

分かりますか?サイズが異なるプラ板を底部に張り付けています.これを真鍮板に張り付けます.

PlaCutc-4.jpg

プラ板の長さは,真鍮板の長さよりも少し短いのがミソです.接着は粘度の高い瞬間接着剤(粘度が高いと硬化時間が長いので,もはや瞬間ではないですが....).今回は,0.5,0.75,1,1.5,2,2.5,3㎜の7種類を作ってみました.反対側には,0.5㎜厚のプラ板を同じように接着しました.という訳で,0.5㎜と1㎜厚のプラ板に対応できます.

PlaCutc-5.jpg

これで,端を詰める際のガイドができたわけです.地味な道具ですが,プラ板だけでなく,キットのパーツを加工する場合にも効果的です.これまでは,プラ板で同じようなガイドを作り,使用してきましたが,耐久性を考えて,真鍮版をサンドイッチすることにしました.私にとっては,非常に有効な道具です.この効果が良く分からないという方は,まずはプラ板で作ってみてください.中央の板が少し長いのがポイントです.

さて,前にも述べましたが,来週からは出張です.その間は,少しずつ進めてきた次の製作を書こうと思っています.すでにお手付きはあるのですが,それはキットバッシングの大がかりな製作なので,さすがにラファエルの直後でそれはキツイ.なので,これにします.

KJE-00.jpg

これだけで,次回作が何かお分かりの方は,間違いなく私を同じ感覚の方だと思います(何のメリットもありませんが).


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