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kje-143 復活のガルスくん

長かった沈黙を破り,ついにガルスくん製作記の復活です.理由は,昨日の記事に書いた通り,白のマーキング.そして,筋道が定まったとあれば,心を決める.後は,突き進むのみです.

と言ってしまえば,一言ですが,ここからが長かった.要は,ドローイング系のソフトが必要となるのですが,本命のイラストレーターは,今一つ使いこなせずに,結局ライセンスの更新を諦めました.その代わりとして使用していたフリーハンドという今は亡きマクロメディアのソフトは,個人的には相性が良く,愛用していたのですが,そのマクロメディアがアドビに買収されてからは,販売が打ち切られてしまいました.ライバル製品をつぶすために,その会社自体を買収するという最終手段を用いる方法は,何度も目の当たりにしてきましたが,あまり気持ちのいいものではありませんね.またしても,アドビですよ.また,私の前に立ちはだかるか,アドビ!フォトショップは使っていますが.

さて,ドローイング系のソフトです.できるだけ安価に済ませたいと思っていたので,ダメもとで,Inkscapeというフリーのソフトを使うことにしました.やはりベクタードローイング系でないと,拡大・縮小に難がありますからね.以前から,MayuraDrawというソフトも使っていますが,今回はInkscapeに集中.そして,パスと曲線の機能に翻弄されながらも,こんなものを準備しました.

kje-1704_2017081603472694b.jpg

昨日紹介したReprographxに注文できる最小サイズが,5x8インチ(レターサイズの半分,はがきサイズよりもちょっと大きい程度)ですから,その大きさを埋めるためにあれこれと付け足す羽目になり,結局,注文できたのは,サンプルを確認してからほぼ一月後の7月後半.これ,ネタバレ全開ですね.次の次のさらのその次の次以上まで,作りたいキットのマーキングをせっせと自作していました.なお,ジオン系のフォントは,これまでいろいろな説があったのですが(要はそれほど明確化されていなかったようで....),今回の一連のオリジン系キットに付属するマーキングから,それらがよく知られているステンシルをベースにしていることが分かりました(どこかで調べたわけではなく,自力で確認したので,間違っているかもしれませんから,ここでの公表は避けておきます).もっとも,そのフォントはWindows標準ではありませんから,どこからか入手しないといけませんし(私は別件で購入済み),使用するにあたっては,若干の修正が必要となります.連邦系に使われているフォントも必要でしたが,これはすでにいろいろな方が判別していらっしゃいますね(そのフォントも購入済み).連邦系とは,ガンキャノンに使うナンバーですが,これを注文した翌日,オリジンガンキャノン用のデカール販売が10月に販売されるとの報を耳にしました(爆).鉄機兵団の甲冑のマークをトレースするのに,軽い地獄を見た後だけに,その報は嬉しさ半面・悲しさ半面の複雑な心境でした.一番いいのは,そういったデカールが販売されることですから,喜ぶべきことなんですが(笑).

見慣れないマーキングは秘密です.あれやこれや,いろいろ混ざってます.

ちなみに,マーキングを囲んでいる黄色い枠は,Reprographxからダウンロードしたサイズのテンプレートです.その内側であれば,問題なく印刷できるとのことです.さて,マーキングで埋め尽くしたファイルは,いったんpdfに落とします.

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意地が悪いので,サンプルを貼り付けさせていただきました.もっとも解像度が十分ではないでしょうから,これを使うと超劣化したものしかできないでしょうが.これを,webを介し送ることで注文は完了です.夏は非常に忙しいので,最も安価な20daysという納期を選ぶと,費用は$20.私の場合,同じ国内ですから,送料は最安だと思いますが,それでも,$19でしたから,結構な出費です.でも,これで私がすることは完了.後は20日待つだけのはずだったのですが,なぜか10日ぐらいでできてしまいました.休日を挟むとたったの2週間ぐらい!到着したのは,こんなものです.

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1枚しか注文していないのに,なぜか2枚(追加請求はありません).しかも,サイズが若干長く,上の段にいくつか苦労したマークが余計に配置されているではありませんか!確かに,鉄機兵段のマークは苦労しましたし,誠の文字はもっと地獄を見ていましたから,嬉しいおまけと受け取ることにしました.

後は,私にとっては,うん十年ぶりにインレタをこすりつけるのみ.MGを作っている人は,いつもの作業かもしれませんね.

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カッコイイ!オリジンのマーキングを参考にしています.絶対に判別できない数字の下に配置した文字列もガルスと残党軍っぽくアレンジ.ネオジオンの機体ですが,残党軍は元のジオンマークを使うはずですよね.頭部の側面にも数字を.

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これですよ,これ!白のナンバーしかも使いたかったフォント.シュツルムも同様に,頭部側面にナンバーを配置.

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数字から分かると思いますが,あの人の影響を受けている人がパイロットのはず.あの戦い方と機体の色を考えると,そこにしか行き着きません.ズザっちのブースターにもナンバーを.

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どちらかというと,航空機のような扱いにしました.あくまでもズザっちの付属という意味で,102は必須です.でも,シュツルムのパイロットが奪っていったので,彼の数字も.

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他にもいろいろな場所にナンバーを配置しています.後は,定着のために,もう一度,トップコートが必要ですね.その辺の作業はまた来週.いよいよ終わりが見えてきました.
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白デカール製作について

3週間の無休状態が続いていて,本日二つ目の出張から戻ってきました.特に今週は,過度の責任と時間の無さで,精神的にもギリギリまで追い詰められていたので,正直放心状態です.まさにダメ押しの過酷さでした.明日までの週末は,ゆっくりと過ごしたいと思います.

しかし,ここに来て,この夏水面下で動いていた作業をようやくお話しすることができるようになりました.失敗したら,この試みはお蔵入りで,ガルスくんの製作にも影響を及ぼす内容でしたから,めどが立って本当に喜ばしい限りです(ガルスくん製作に関しては,まだ,最後のツメが残っていますから,油断はできませんが).

ガルスくんの製作は,デカールワークもほぼ終わり,トップコートまで済ませておいた段階で休止していました.それは,どうしてもできなかった作業があったからです.具体的には,ナンバーとシンボルの追加です.ガルスくんたちの色合いを考えると,やはり白のマーキングがいいのは明らかですが,市販のデカールでは,使われているフォントが求めているそれとは異なり,数字自体をそろえるには複数必要だったりします.そして,自作するにしても,一般的なレーザープリンターやインクジェットプリンターでは,肝心の白の印刷ができません.チョイスとしては,アルプスの熱転写プリンターかHIQパーツさんの白トナーだけですが,前者はサポートが終了しており,レストア品を購入することはできるようですが,今後を考えると今一つ購入に踏み切れませんし,後者はトナーだけで4万円にこちらでは購入が難しい本体を購入を考えると初期投資が尋常ではありません.プロの方ならともかく,週末にやすりがけをする程度の私にとっては,どちらもあまり現実的ではありません.

素組以上,塗装派レベル,もちろんプロにも遠く及ばないいわゆる普通のモデラーにとって,白デカールの自作はある意味もっとも遠い課題の一つと言えます.アルプスのMDプリンターを使用して製作されたキットを見るたびに,簡単にできないもどかしさを感じ,白デカールの製作という命題をずっと考えていました.

では,他にどんな方法かあるのか?候補の一つは,Decal Pro FXというシステムを導入することでした.これは,レーザープリンターで印刷した字(というよりもトナー)をラミネート(いわゆるパウチですね)を作るときに使う熱加圧式のラミネーターを使って色フィルムに写し取り,それを対象物に貼り付けるというものです.要は,インスタントレタリングを自作する方法です.加圧式のラミネーターは$140程度で,後は必要なフィルムなどで,スタートキットは$80ぐらいですから,手が届かないほどではありませんし,方法も一見手軽です.レビューなんかも調べ,ガルスくんの製作を休止する前には,ほぼこの方法で確定で,購入する寸前でした.寸前でしたということは,この方法を選ばなかったということです.明確な理由は自分でもよく分かりませんが,購入という一歩を直観的な何かが妨げていました(オカルトじみてますかね?).

上記のシステムと並行して,他の手立てはないかとさらに調べていました.やはり,できるだけ簡便に,そしてできるだけ安く白のデカールを作る方法でないと,一回ポッキリで終わってしまいますからね.ずっと模索してきて,行き着いた方法は,そのインスタントレタリングを外注することです.インスタントレタリングは,いつものように和製英語かもしれません.こちらでは,水転写デカールをwater-sliding decalというのに対し,dry-transfer decalと言います.昔は,プリンターが不十分だったので(というか,そんなもの一般家庭にはなかった),市販のものも多かったですが,今でも需要はかなりあるようで,特に半導体チップのマーキングやデバイスのスイッチを示すマーキングにも使われているようです.その昔,インレタをこすってお気に入りのミュージシャンのカセットテープケースに入れるインデックスを作っていた経験がある人は,間違いなく御同輩ですね.今でも使用されているということは,カスタムのオーダーが可能ということです.やはりいろいろと調べて,今回はニューヨーク州の北部(マンハッタンに対してアップステートと呼ばれます),カナダの国境近くに居を構えるReprographxというところに外注することにしました.

と言っても,そのクオリティーも分からずに,注文するのは愚かですから,まずはサンプルを送ってもらいました.それがこれです.

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何やら,妙な図案が描かれていますが,早速,塗装のテストで使用したパーツに貼り付けてみます.

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おっ,いい感じ.これなら,いけそうじゃない?このサンプルを送ってもらったのは,こちらの独立記念日の直前でした.そこから,ガルスくん製作(プラスアルファ以上)に必要なマーキングの準備を始めました.

さて,以降は,ガルスくん製作記になってしまうので,記事を分けます.いよいよ,ガルスくん製作記の復活は明日!

またしてもツミ

ここ数週間,全く音沙汰がなくてすみません.前回更新した後から,全く休みが取れない状況になっていて,大型の出張が2件入っています.今日から,二つ目の出張中.

製作記は来週末までは無理で,できても1回だけだと思います.朗報としては,ガルスくんが復活できそうです.

さて,最初の出張は,1週間だけだったのですが,またしても大阪に行っていました.結構過酷な仕事だったのですが,スキを見つけて,やはりホビーランドさんにお邪魔してきました.という訳で本題で,ツミです.今回は,キットは買わずに,アフターマーケットパーツだけ.

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エアフィックスから発売されたVボマーの一つであるビクターのエッチングパーツとタイヤです.このほかにも少し買っていますが,それは使ってみてから,ネタとして書こうと思います.

それから,うめヨドに行ってこんなものも買ってきました.まずは,発売されたばかりのこれ.

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UCでの記憶が真新しい(少なくとも自分には)イーフリートシュナイドです.そして,タイミングよく再販されたこれも.

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これをベースにあれを作ってみたい.さらには,

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もはやメカコレの値段を凌駕していますが,メカコレのサイクロン.ランナーを見ると,ライダーのパーツにスイッチが付いているので,2号も出るかもしれませんね.旧ライダースキには,マストアイテムです.

さて,今回は生存確認のための記事でした.次回こそは,ガルスくん復活にしましょう.

76GC-11 デジャヴ2

すっかり更新が遅れてしまいました(これを書いているのは,19日だったりします).手は動かしているのですが,思った以上に記事にできる内容にはならず,今週末は1回だけの更新です.しかも,来週は両週末を含んでの出張で,戻ってきても中三日でまた10日ほどの出張になりますので,その間に仕事も佳境になっており,地に足が付いていない生活が続いています.

今回も,新たに加えたキットをこれまで進んでいたところまで追いつこうとする作業ですから,内容としては面白みに欠けますよね.筋道はすでに立っていても,その工程が少なくなるわけではないので,それなりの時間を要します.

さて,前回の続きから.首の周辺をいじっていましたが,よだれかけの部分にも同じスジ彫りをしました.

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しかし,このKPSという素材,本当にスジ彫りしにくいですね.きっちりやすれないし,ケバが取れない.それだけ柔らかく,粘り気があるということなんでしょうが,やはりかっちりとなるABSの方が好きです(やはりオールドタイプなのか?).

首の後ろも隙間埋めです.

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プラ板でモールドっぽくふさいで,合わせ目消しを不要としました.だって,またケバ立つし.

前回は,ひじ裏の工作を端折りましたから,今回は画像を3枚使って書いてみます.まずはプラ板を貼ります.

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あぁ,その前処理として,このひじ裏を0.5㎜程薄く削っています.0.5㎜のプラ板を貼っても,はみ出して見えないように.中央を貼り,下から厚みが異なるプラ板を貼っています.直付けのデプス構造ですかね.

そして,ひじ装甲の形状に合わせて削ります.

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この時,中央のプラ板は少しとがった感じで残しておきます.裏から見ると,

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先が出っ張っているのが分かると思います.キットでは,ひじ装甲の裏は,このパーツでふさがれるのですが,キットのままだと,その先端に三角の隙間ができて,妙にかっこ悪いんですね.ひじだけでなく,ひざの裏も同様なので,同じような処理が必要かもしれません.

ひざ関節は,側面の円状モールド部を開口しておきます.
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裏うちして,ようやく塗装です.

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後は一気に

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まだまだあります.

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足の裏も.

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すべて写していませんが,これでようやくメインのフレームカラーであるガンシップグレーの第1陣が終わりました.部分塗装はこれからです.しかし,ようやく先行のキットの段階に追いついてきました.

最初にも書きましたが,製作記自体はしばらくのお休みです.別のことを記事にするかもしれません.

76GC-10 デジャヴ

ガンキャノン製作10回目の記事は,”振出しに戻る”です.そう,これまでやってきた作業の繰り返しです.すでに,キットについてはある程度分かっていますから,仮組抜きに進めます.まずは,無条件に接着できるパーツを接着.

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すねフレームは,ベロの部分を切断し,接着シロとなるガイドを貼り付けます.

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後は,モールドを掘り直し,ひたすら合わせ目消し.今回で少しは慣れるかと思いましたが,やはりこのKPSという素材,好きになれません.可動における自由度を引き上げたのは理解していますが,毛羽立ちやすい性質がどうにも....

下腹部も無条件に接着.

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そのうち,延長しないといけませんね.後は,ひたすら開口です.まずは足裏.

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それぞれ,バーニア2基と丸モールド四つを開口しています.四つのモールドは,プラ板で裏打ちしておきます.

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胴体側面のスラスターも開口.

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バックパック側面のスラスターも同様です.

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頭部のバルカンも開口しました.

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また裏うちが必要ですね.そして,襟です.プラ板で背面部のモールドを自作します.プラ板を一部切り出し,切り出したものを後ろに貼り付けています.

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そしてスジ彫りや円モールドを加えます.

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よだれかけの部分にもスジ彫りが必要ですね.他にもいろいろと作業はしたのですが,ほとんどがこれまでやったことの繰り返し.まさにデジャヴですから,本日はここまでです.来週は,追いつき追い越せるか?

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